岐阜県各務原市の漢方専門薬局

    根本からの改善をめざす漢方薬局

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アトピーなどの皮膚疾患

痒みを伴う皮膚の症状

痒みはとても辛く、深刻な悩みとしてご相談をうけますが、痒みは特に夜に強くなることが多いことから、眠れない日が続くと精神的な負担も大きくなります。

痒みの要因としては大きく2つに分けられます。一つは体に過剰な栄養素やストレスなど体にとって不必要なものをため込んだ場合です。体はそれらを排除しようと攻撃態勢に入りますが、この態勢に入ってしまうと、外からちょっとした異物が侵入しただけでも必要以上に攻撃をしかけ、皮膚に痒みや炎症を引き起こします。この場合漢方では、攻撃態勢を解除させ、不要なものを取り除くように働きかけるとともに、ため込みやすい体質を改善することで再発しにくい体づくりをしていきます。ただ、不要なもの、ため込みやすい体質は、一人一人異なりますので、状態、体質に応じた対応をしなければなりません。

もう一つの要因としては、体の消耗が激しく、漢方でいう血や水が不足したことによるものです。体内には陰と陽がお互いを制御することでバランスを保っていますが、陰にあたる血や水が不足すると、陽をコントロールする能力を失って、陽気が暴れだすことで痒みが起こります。では、血や水を補えばいいとなるのですが、消耗が激しい要因を取り除かなければ、いくら補ってもまたすぐに消耗しまいます。消耗の原因は人によって様々です。よく、乾燥タイプにはこれが効く、などの紹介がでていますが、原因の原因を見極めなくては一旦はよくなっても再発してしまいます。

当薬局の漢方の目的は、痒みの原因を解決して再発しない体にすることです。漢方を服用すると一旦症状が悪化することがよくあります。漢方が悪いものを外へ出そうと皮膚の代謝を活発にさせることで起こるのですが、これは過去に西洋薬を使用していた場合によくみられます。西洋薬は症状が表面にでないように抑制するのですが、漢方は抑制されていたものを解放しようとするためと考えられます。

症状がでるのは辛いのですが、多くはそれを乗り越えた後に症状が落ち着いてきます。ただ、一旦症状が悪化すると、痒みと共に外見が気になるためしばしば継続に迷いが生じます。また、一旦症状が落ち着いてからも、季節が変わると再び症状が出現することもあります。これは、季節の変化によって体も変化することで生じると考えられますが、漢方が四季を通しての体の変化に対応することで、翌年は季節が変わっても症状が軽いことが多くあります。

漢方は今の外見をよくするためでなく、今後を内も外も良い状態で保つのためのものです。

根本から改善させるには、迷いに負けず、強い意志をもって継続することが必要です。

 

相談事例 

20代 男性

5年前から痒みが出始め全身に広がっていった。病院で漢方を一年服用したが改善されなかった。皮膚科に通い、光線療法とステロイドを使用する治療を3年ほど受けたが良くならず治療を断念した。その後一年ほど何も治療を受けていない状態で来局。頭皮から足の甲まで強い痒みがあり、赤い皮膚の上に白いもろもろの薄い皮膚がかぶさったような状態。シャワーをするとその皮膚が剥がれて赤い皮膚があらわれガサガサしている。掻いてかさぶたになり、そこを再び掻くとはかさぶたが剥がれて血が出る状態を繰り返している。肌の症状の悪化と共に抜け毛が多くなり髪の量が薄い。見た目が気になるためあまり外出しない。夏以外はひどく、特に冬になるにつれて急激に悪化する。このほか強い顔のほてりが一日中あり、眼の充血もひどい。動悸や胸の痛みも気になっている。かなり寒がり。

漢方を1月から服用。顔のほてりが顕著に減り、目の充血も減った。動悸や胸の痛みは0になり、以来その症状は出ていない。肌の痒みと赤みもかなり減り、楽になっているの感じている。抜け毛も減った。肌の乾燥は相変わらず。

2月を過ぎたころから、顔のほてりや痒み赤みが再び悪化したが、3月になって急に減りだした。目の充血もかなり減った。
その後も痒みや赤みは徐々に減り、見た目が気にならなくなって外出することが多くなった。秋になり寒くなりだしたが、症状は落ち着いている。12月に一時的にほてり、痒みが強くなったが、以前のように酷くはならなず、見た目も気にならずに春を迎えられた。冷えも前年よりは気にならなかったとのこと。

⇒この方の場合、症状が特に冬に悪化しており、これは冷えとも関係しています。ただ表面的には熱を強く持っているため、単に温めてしまうと症状は悪化します。そのため、熱をうまく散らしつつ体自身で温められる力をつけてあげるようにしました。

今回、服用一か月くらいの間は症状が急に良くなりましたが、2カ月目にぶり返しがありました。これは、肌以外の症状でもよくあることで、漢方は体の悪いバランスをいい方向へ引っ張ってくれるものですが、初めてか、久しぶりに漢方を服用すると、体は引っ張られることへの構えができていないので、急激に良いバランスの方へ引っ張られます。しかし、しばらくすると体の方も悪いバランスの方へ引っ張る構えができるので、もとの悪い状態へ引き戻そうとしてこのような状態が起こると考えられます。

ただ、悪い方へ引き戻そうとする力は、体の悪い癖のようなものなので、服用を続け、いい癖を覚えさせるうちに、引っ張ることを忘れてくれます。リバウンドとは、心理的にも辛いものですが、漢方ではこれを乗り越えることがどうしても必要になります。


※上記は個別の事例ですので、すべての方に同様の効果があるわけではないことをご了承下さい。

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