岐阜県各務原市の漢方専門薬局

    根本からの改善をめざす漢方薬局

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腰痛

腰痛は若い方から高齢の方までご相談の多い疾患です。若い方に多い要因の一つとして腰周辺の血流の悪さを原因としたものですが、これは、長時間のデスクワーク、運動不足など生活習慣が絡んでいることが多いので、もとの原因を取り除くとすれば、生活改善が必要です。しかし慢性的な腰痛になってしまうと、生活改善だけだは治らないことが多く、そもそも痛くて歩くこともできなくなります。そこで漢方では、血流の滞りを除いて、歩ける状態になることを目指し、その後は日常生活の中で積極的に歩くことでより改善されやすくなります。

腰の周辺には沢山の内臓がありますが、漢方では腰と内臓の状態は密接に関係していると考えています。内臓の中でも腰痛との関連が深いとされるのが五臓の一つ腎です(西洋の腎臓とは異なります)。腎はホルモンとも関係していますので、女性の月経に問題がある場合にも腰痛の原因となることがあり、この場合漢方で生理不順が改善されれば腰痛も改善されることが多くあります。また、腎は年齢と共に衰えてきます。高齢の方の腰痛に多いのが腎の衰えによるもので、この場合漢方では腎を補い強くすることを方針とします。腎を強くすることは腰痛に対してだけでなく老化を防ぐことにもつながります。また、腎の状態は腰へ影響を与えますが、逆に腰の影響も腎に影響を与えます。

また、腰は、冷房や湿気など外気の影響を受けることがあります。もともと冷え性の人や、腎など内臓が弱っている人などは外気の影響を受けやすいものです。この場合、まず外気の影響を腰から取り除くと共に、冷え性の改善や内臓を強くすることで外気の影響を受けにくい体質にする必要があります。

さらに最近はストレスが腰痛の要因になることもあります。ストレスは頭に血を上らせて、体の下の方にある腰は栄養が足りない状態にしてしまいます。この場合は漢方で行き過ぎた頭の血を腰の方へ下ろしてあげる必要があります。ただもとの原因はストレスです。ストレスのたまらない生活をしないと再発する可能性があります。運動は全身の血流をよくして、均一にしてくれるとても有効な予防策です。

 

相談事例

50代 男性

パソコンで一日中座りっぱなしの仕事をしている。帰りは深夜になることが多く、寝不足とストレスを感じている。3年前に腰からおしり、太もも後ろ、ふくらはぎ、足の甲にかけて激痛が走り、2カ月ほど起き上がるのも辛い日が続いた。椎間板ヘルニアと診断され、痛み止めや、整体の治療を受けたが、痛みは相変わらず強く、足の痺れもひどくて立つのもやっとの日々を過ごしている。手術も勧められたが、出来れば避けたいと考えており、何とかならないかと来局。

漢方を服用して一か月ほどは腰から足にかけの変化はなかったが、寝つきがよくなり、ぐっすり眠れるようになった。また、イライラ感が減り、仕事への集中力が増したようとのこと。
服用して一か月半ほど経って、足に強い痛みが3日間ほど続いたのち、痛みは減り、痺れが少し楽になった。その後1カ月ほどは痺れが増えたり減ったりを繰り返したが、以前より立つことや歩くことに苦痛を感じないようになっていった。おしりの痛みも気にならなくなる。このころから、積極的に歩くことを勧めた。
服用後4か月経ち、腰の痛みが急に強くなった。10日ほど痛みは続いたのち、腰の痛みも急に減った。服用して1年になるが、たまに痛みがある程度でほとんど気にならない。

⇒この方の場合、痛みが改善される前に一旦強く痛みが出ていますが、これは瞑眩反応といい、漢方ではこの反応が起こったのちに症状が改善されることが多くあります。痛みの症状がある方の多くにこの反応があらわれます。

※上記は個別の事例ですので、すべての方に同様の効果があるわけではないことをご了承下さい。

 

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